OSMO pocket とGoPro 7 どちらがおすすめか自分の周りで話題になっていて両方とも持っているので記事にしておいこうと思います。この2つが比較される理由として手軽さの部分から両方とも見方によればOSMO pocketがアクションカメラに分類されるからだと思います。
記事の内容
目次
DJIについて
- 世界的な大手ドローンメーカー
- 中国の深セン市の企業
- CEOはフランク・ワン

OSMO pocketでDJIを知った人からすると「え?」と思う人もいると思いますが、DIJはドローンメーカーとして全世界に知られています(実際、僕もドローン持ってます。笑)。そのくらいOSMO pocketは革新的です。日本人にかぎっては中国?大丈夫?と思われる人もいるかと思います。しかし、中国の企業は今や日本より技術力が高い企業は多く存在します。
GoProについて
- 世界的なアクションカメラ(ウェアラブルカメラ)メーカー
- アメリカのカリフフォルニア州サンテマオの企業
- 創立者はニック・ウッドマン

GoProといえば今や知らない人がいないくらい有名なアクションカメラですよね。実際Instagramで「#goproのある生活」と言うハッシュタグがGoProの本社の人でも驚くくらい人気です。しかもGoProは一般市民だけでなくテレビ業界やYouTuberなどプロの人たちにも使われています。
OSMO pocket と GoPro 7 の比較表
- OSMO pocketは「3軸スタビライザー搭載ハンドルカメラ」
- GoPro 7 は「(ハイパースムース搭載)アクションカメラ」
OSMO pocek | GoPro 7 | |
価格 | 約45,000円 | 約54,000円 |
サイズ | 121.9×36.9×28.6 mm | 62.3×44.9×33 mm |
重さ | 116g | 116g |
写真解像度 | 12MP | 12MP |
動画解像度 | 4k/60fps fullHD/60fps | 4k/60fps fullHD/240fps |
バッテリー | 内部(充電しながら撮影可) | 着脱可能 |
可動時間* | 約140分 | 約90分 |
画角 | 80度 | 49度〜122度 |
防水機能 | 別売りハウジング | ○(ハウジングなしで10mまで) |
ズーム機能 | × | あり(電子ズーム) |
タイムラプス | ○ | ○ |
モーションラプス | ○ | ×(アクセサリで対応可) |
パノラマ | ○ | × |
パノラマ3×3 | ○ | × |
フェイストラッキング | ○ | × |
IOS | 100~200 | 静止画:100~3200 動画:100~6400 |
対応microSD | ~256GB | ~128GB |
wifi/bluetooth | ×(アクセサリで対応可) | ○ |
*OSMO pocket「1080/30fpsで140分」。GoPro「1080/60fpsで85~90分」。他の設定に関しては別の記事で記載します。
4Kとfpsがわからない人は4KとHDの違いって?fpsってなに?をチェック!
上の表をもとGoPro 7との違いをもとにOSMO pocketのメリット→デメリットの順で紹介していきます。
3軸ジンバルつきカメラなのにコンパクト
GoPro7Blackには今までにはないぐらいの高性能手ブレ補正「ハイパースムース」が搭載されていてジンバルキラーと言われていますが、手振れ補正だけで見たときに関しては3軸ジンバルには勝つことができません。やはりジンバルがある方が当然映像は滑らかに撮すことができます。

また、体やリュックなどにつけているときに、カメラの水平を気にしなくていいというのもOSMO pocketの地味に嬉しいポイント。
そして、ジンバルをつけた時のGoProとの大きさを比較しても圧倒的に小さくて持ち運びやすい。お金の面で考えた時も、GoPro用のジンバルは約30,000円以上かかる。それに対してOSMO pocket本体が約54,000円とGoProジンバルと約24,000円しか違わない。ここが何気に大きな部分だと思います。
フェイストラッキング
個人的に1番知ってもらいたいのがフェイストラッキングです!この機能はもっと知られてもいいはずなのに知っている人は少ない!
フェイストラッキングって?
フェイストラッキングとは顔認識機能で選択した顔を常に追いかけるという機能です。(顔だけでなく物体自体もトラッキング可能)実はDJIの商品の多くにこの機能がついています。最近はiPhoneにも導入されるなど、顔認識は一般的なものになって来ています。
フェイストラッキングでできることとは?
トラッキング機能があることで手にカメラを持っていなくても置いておくだけで、動く対象のものを常に映してくれる。つまり、客観的な視点からの撮影かつ行動範囲が広い撮影が1人でできるようになったということです。1人でカメラマンと俳優を一気にできる感覚。
GoProはもともと画角が広く広範囲の撮影が可能ですが、対象のものから遠く見えるというデメリットがあります。
3×3パノラマ写真撮影
3×3撮影はGoProにはない機能です。この機能はものすごくGoProに対して敵対心むき出しです。笑
3×3とは?
「3×3=9」つまり9枚の写真をくっつけてくれて、通常の写真の9倍の画角で撮れるということです。OSMO pocketのデメリットとして画角が狭いのがあります。しかしこの機能によって写真の部分は解決しています。撮影時のOSMOの動きも機械が好きな人なカッコイイって思うはず。笑
撮影は簡単でボタンを押すと自動で撮影してくます。また、iPhoneのパノラマのように慎重にカメラを動かす必要がなく、ジンバル搭載のおかげで、おく場所がない場合は手に持っての撮影が可能です。手がブレても多少は問題ありません。
モーションラプス
モーションラプスはGoProもアクセサリーをつければ対応可能です。しかし、OSMO pocketのモーションラプスは少し違います。
モーションラプスって?
モーションラプスとは、カメラの向きを変えながらタイムラプスのように、一定間隔で撮影した写真をつなぎ合わせて動画にしたものです。 基本的にはタイムラプスの中のひとつのジャンルです。
GoProとどう違うの?
GoProとの違いは水平方向と垂直方向のカメラの向きを設定できる点です。つまり長方形の対角線上の撮影も可能です。また、時間制限もできていちいち確認しなくも最初に設定してしまえば基本ほおって置いて大丈夫です。
GoProのタフさはには負ける

やはりGoProのタフさにはどのカメラも勝てないと思います。OSOM pocket はジンバルが精密機械なのでぶつけたり手で動かしすぎたりするとすぐ壊れてしまいます。それに比べて、GoProはぶつけても水につけても無理やり壊そうとしないかぎりかなり雑に扱っても長く使えるようになってます。そもそもアクションカメラですから!笑
バッテリーの交換ができない
OSMO pocket は GoProと違ってバッテリーの交換ができません。可動時間は思っていたより長いので安心して撮影できます。また充電しながらの撮影もできます。
でも手軽さを売りにするなら充電しながら充電器を持ちながらの撮影ではなくバッテリーの交換ができて手に持つのは本体だけにして欲しいと思いました。またバッテリーが使えなくなってしまった時にOSOM pocket 自体を買い替えが必要というところも残念。。。
アクセサリーが少ない
OSOM pocketは新しい製品なのでもちろん少ないのは理解できます。ただ、アクセサリーを何もつけない状態でカメラ自体に手首につけるストラップすらつけられないのはハンドルカメラなのに対応していないところが残念でした。あやまって落としたりする時もあるのでそこは毎回使っていて心配です。今後の追加アクセサリーに期待!!
最後に
ここまで、GoPro 7 Blackを基準にOSMO pocketの「メリット・デメリット」を書いてきましたが結局どちらが良いかは使う場面によってお互いの持ち味に左右されます。もちろんその他の使い方もありますが自分は
- OSOM pocket : 日常やちょっとした出来事を撮る
- GoPro 7 Black : アクティビティの非日常を撮る
こんな感じで使い分けると思います。ただ、自分の場合はどっちで撮るかは結局気分に任せてます。なぜなら、どちらの見え方も気になるからです。また、それぞれのカメラによっての見え方の好みは見る人によって違うというのもあります。
スペックや値段を比較してもどちらか決まらないときは、どっちを持っていたらどんな楽しいことができるのか考えてみると良いかもしれません。
でもやっぱりガジェット好きの自分からすると結果どちらもオススメです!
最後に感情的な部分が入りましたが、最後まで読んでくれてありがとうございます。他の記事も読んでくれたら嬉しいです。ちなみに前回の記事の最後の動画は全てOSOM pocketでとりました。